第1章 文明の誕生と崩壊―熱力学で理解する持続可能な文明の条件(世の中の現象はすべて熱力学に支配されている―非平衡に生まれる“散逸構造”とは;なぜ生命は高度に進化し繁栄するのか?;なぜ文明は繁栄するのか?)第2章 産業文明とその限界(文明の跡地は砂漠になる?―砂漠の中の古代文明跡;現代の産業文明とその限界;持続可能な文明の条件)第3章 海・沿岸部を起点としたメタノール文明の形(人工生命型エネルギー・クラスターと資源循環エンジン;バイオメタノールを基軸とした資源循環エンジン;バイオメタノールを起点とした文明の構築;バイオメタノール文明を補完するマグネシウム燃料)第4章 海洋文明国家のつくり方(2019年の現状:新しい文明をつくる土壌;2020年代:新文明の萌芽;2030年代:エネルギ-・ネクサス組合が自治体、大学、企業を飲み込む;2040年代:ベーシックインカムの実現;2050年代:メタノール文明の完成形;2060年代:人工知能のシンギュラリティを超えて)