序章 「サムフンズ(共同社会)」をめぐる暫定テーゼ第1部 新福祉国家と「サムフンズ」の進化 第1章 新福祉国家とフレキシキュリティ 第2章 岐路に立つフレキシキュリティ―デンマーク的性格とその変容 第3章 ボランタリー社会活動の現状と公私関係史 第4章 サムフンズと公共組織の再編 第5章 ソーシャル・キャピタルからサムフンズ・カビテルへ第2部 「サムフンズ」の思想史 第1章 福祉モデルとその思想 第2章 グルントヴィと知識社会 第3章 グルントヴィのホイスコーレ構想が拓いたもの 第4章 ユートピアから法制へ―マーテンセンの倫理的社会主義 第5章 「生活形式」の思想史 捕論 コックの「生活形式」の民主主義 第6章 社会再生の民主主義