일문목차
はじめに―これでよいのか日本の選挙=iii
第1章 戦後日本における政治と選挙のあゆみ / 小沢隆一=1
1. 一九九〇年代後半に何が起きたのか=1
2. 日本国憲法の制定と選挙制度―何が変わり, 何が変わらなかったのか=3
3. 戦後日本政治の確立と選挙―自民党長期政権(=「五五年体制」)期=6
4. 戦後日本政治の転換と選挙制度―新自由主義と「政治改革」=18
5. まとめ=34
第2章 憲法から遠く離れた選挙制度―問題点と改革のゆくえ / 山口真美 ; 小沢隆一=37
1. 衆議院選挙制度の現状と「改革」の動き=37
2. 参議院とその選挙制度をどうするか=62
5. 選挙制度改革の展望=70
補論 地方議会と首長の選挙―「自治体ポピュリズム」の温床とその改革 / 小沢隆一=79
1. 「自治体ポピュリズム」という妖怪=79
2. 地方自治体の選挙制度と「自治体ポピュリズム」=83
3. 戦後日本の地方自治のなかでの「自治体ポピュリズム」の位置=86
第3章 「べからず選挙法」―包括的禁止から「選挙の自由」へ / 田中隆 ; 小沢隆一=91
1. 国民を選挙から遠ざける公職選挙法=91
2. 選挙運動の規制をめぐる攻防と展開=103
3. 高すぎる供託金―財政面での選挙の支援と規制=116
4. 「選挙の自由」をめざして=122
コラム 国家公務員の政治的活動が, なぜ犯罪とされるのか / 宇治橋眞一=126
コラム それでも私はビラを配る / 荒川庸生=128
第4章 これだけできる選挙運動·政治活動 / 田中隆=131
1. 「三つの区分」を理解しよう=132
2. どこまでできる文書活動=139
3. 何ができる? 街頭での活動=148
4. 公務員·教職員の活動はどこまで=151
5. 市民の自由を実現したインターネット選挙(ネット選挙)=156
コラム 官邸前での政治活動の自由を「見守る」意義 / 神原元=166
コラム 都知事選のたたかいからみえた公職選挙法の問題点―「市民選挙」を確立するために / 宇都宮健児=168
むすび―だまされない主権者·だまらない市民になるために / 小沢隆一=171