일문목차
はじめに=iii
I. 「問題」としての青少年=1
1. 「問題青少年」の語られ方=1
2. 太陽族という名づけと自己認知=16
II. 青少年問題の現代類型―始点としての七〇年代=25
1. 青少年病理と教育荒廃言説=25
2. 企業主義秩序下の職業的社会化とその矛盾=30
3. 「家族病理」という青少年問題類型=41
4. 家族病理論の矛盾=55
5. 「よりよい学校」への入学をめざす競争と教育の階層化=63
6. 学校(教育)秩序の機能不全―「校内暴力」認識をめぐって=75
7. 校内暴力からいじめへ?=92
8. 教育競争の家族問題化=102
III. 日本型消費文化と社会化様式の変容=125
1. 消費文化と青少年問題認識=125
2. 消費社会化と生活·文化行動圏の変容=141
3. 青少年向け消費文化の肥大化=161
4. メディアを介した同世代の社会圏形成=185
IV. 社会化過程がはらむ矛盾と離脱の試み=225
1. 自己を問題化する径路と様式=225
2. 「なりたい自分」に近づくという課題=238
3. 変化する社会化過程=257
4. 排除と包摂の日本的形態=269
5. 共感動員の葛藤と矛盾=276
6. 社会的孤立の内閉化機制と「欄外の自己」=290
終章 青少年問題を「社会」問題としてとらえ直す=323
1. 青少年問題における日本版ジェントリフィケーション=323
2. 迂回的社会化過程のポテンシャル=339
文献=367
あとがき=391