일문목차
はしがき=3
第I部 貨幣経済の政治経済学
第1章 政治経済学アプローチと貨幣=15
第1節 はじめに=15
第2節 ケインズ「生産の貨幣理論」における貨幣経済観=20
第3節 ケインズ『雇用の一般理論』草稿における資本主義経済観=22
第4節 むすび=28
第2章 貨幣経済と価格形態=37
第1節 はじめに=37
第2節 価格形態と決済システム=39
第3節 価値形態と貨幣=51
第4節 交換過程と貨幣=78
第5節 商品所有者の観点からの価格形態=89
第6節 価格形態と実現問題=94
第7節 むすび=97
第II部 資本·賃勞働関係の政治経済学
第3章 「勞働者からの勞働の抽出」と権力関係=119
第1節 はじめに=119
第2節 抗争交換モデルの「構成的」性格=124
第3節 勞働者の行動様式の「構成的」性格=125
第4節 勞働過程の「構成的」性格の解明に向けて=130
第5節 むすび=133
補論 マルクス「勞働賃金」論の主要論点=136
第4章 非正規雇用の増加と所得格差の拡大=149
第1節 はじめに=149
第2節 勞働関連法規の規制緩和と雇用形態の変化=151
第3節 非正規雇用者による正規雇用者の置き換え=153
第4節 雇用形態別の所得分布に関する統計データ=155
第5節 雇用者の年間所得に関するジニ係数と要因分解=158
第6節 雇用者の年間所得に関するグループ内·グループ間格差要因の分析=160
第7節 むすび=166
補論1. ジニ係数の計算方法=167
補論2. ジニ係数の要因分解の方法=167
第III部 資本蓄積·実現利潤·負債構造の政治経済学
第5章 資本蓄積と所得分配=179
第1節 はじめに=179
第2節 貯蓄決定と投資決定の相互独立性=181
第3節 投資と実現利潤=191
第4節 資本蓄積と所得分配の基本モデル=201
第5節 むすび=217
補論 拡大再生産表式における「蓄積基金の積立と支出」=219
第6章 金融不安定性と有効需要=235
第1節 はじめに=235
第2節 投資と資金調達=242
第3節 負債比率と利子率をふくむ有効需要制約=251
第4節 負債比率と資本蓄積率の決定機構=255
第5節 「負債の逆説」の観点からの金融不安定性の解明=262
第6節 むすび=266
第7章 証券化と金融危機―2008年世界金融危機をめぐって=283
第1節 はじめに=283
第2節 「影の銀行システム」の構造=286
第3節 「影の銀行システム」と信用リスク=291
第4節 レポ市場をつうじた「影の銀行システムへの取り付け」=294
第5節 むすび=297
補論 貸出債権の証券化と資金循環構造=298
あとがき=309
索引=313