일문목차
はじめに=i
I部 公共宗敎と深層文化の回路-基礎的考察
1章 公共宗敎の帶域=5
1. 公共宗敎という主題=6
2. 公共宗敎の復興論=13
3. 公共宗敎の類型=26
2章 トライアングルㆍスキ-ムの射程=33
1. 宗敎ㆍ政治ㆍ文化-公共宗敎の展開する三領域=33
2. 資源としての深層文化=42
3. 公共宗敎と集合的宗敎のダイナミックス=49
4. 陶醉と覺醒=56
3章 トライアングルㆍスキ-ムの展開=63
1. 批評と應答=63
2. 公共宗敎の三六の經路=70
3. 先行硏究の再檢討=77
4. トピックの語り直し=81
5. 日本論をめぐって=85
4章 宗敎ナショナリズムに動員されないもの=93
1. 動員される性, 對抗する性=94
2. 祖國, エコロジ-=99
3. ロゴスの(もとになる)感覺=104
4. 民衆心意=108
5. ナショナルな感覺, ナショナルな表現, ユニバ-サルな目的=112
6. 動員されるフォ-クロリズム, 對抗するフォ-クロリズム=117
II部 近代日本の話題-解釋的事例
5章 近代日本の公共宗敎と深層文化-主題のスケッチ=125
1. 四つの時代風景, 三つの維新(論)=126
2. 國家宗敎の樹立, 「密敎としての天皇制」に焦点をあてて=130
3. 內なる天皇制に焦点をしぼって=135
4. 公共宗敎の雛形としての宗敎敎育論=139
5. 現代的課題への示唆=144
6章 天皇の銅像-物質化のためらい=149
1. 明治天皇の銅像=150
2. 聖德太子から後醍호天皇まで-王の傷つきやすさ=155
3. 記憶の政治, 理想の記念=158
4. 見ることによる所有, 見られることによる受難=162
5. 見えるものは見えないものを隱蔽する=167
6. 近代と葛藤する古代的な祭司-王=171
7章 日猶同組論-世界史の中心をめざす起源神話=177
1. 近代知識人の日猶同組論=179
2. 民衆宗敎の日猶同組論=184
3. 英猶同組論-アングロサクソンの平行現象=189
4. ラスタファリアニズム-ジャマイカのエチオピアニズム=193
5. 「失われた十部族」という舊約主題, 預言との對話=196
6. 理想の選擇, 世界史の主役爭い=201
7. 日猶同祖論の位相=205
8章 大本靈學と日蓮主義-二つの「公共宗敎をめざすもの」=209
1. 近代公共宗敎の反動-時代風景=210
2. 大本靈學-大正維新論の背景=216
3. 日蓮主義-昭和維新論の背景=226
4. 政治的宗敎の逆說=237
終章 現代的課題のための補論=241
1. 「聖なるもの」と「共通善」の間=242
2. 共通善-公共宗敎と宗敎敎育の焦点=246
3. 聖なるもの-公共宗敎と宗敎戰爭の接点=253
4. 宗敎と世俗, 原理主義と相對主義-ゲルナ-批判から=260
5. 公共宗敎のおわり?=267
注=277
あとがき=313
初出一覽=316
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