일문목차
Ⅰ章 四十二年ぶりの黨綱領改定
1. 1961年「宮本綱領」から2003年「不破新綱領」へ=2
2. 不破哲三の今日の「世界の大勢」觀は全くもってピント外れだ=23
3. 不破「新綱領」の三位一體的定式に對する黨內外からの疑問の噴出=35
4. 「帝國主義」漑念の歷史的失效と不破「國民黨」路線=56
Ⅱ章 當面する「天皇制」「自衛隊」問題から, 21世紀の「人類文明史」的位置まで
1. 「象徵天皇制」と「自衛隊」の事實上の存續をはかる逆べクトルはなぜ生じたか?=70
2. 「帝國主義」槪念の歷史的由來と不破「理論」の現狀順應ㆍ追隨=86
3. 19世紀末の帝國主義への轉換の歷史的意味=94
4. 米西戰爭と「アメリカ帝國」の世界史的登場=105
5. 「獨占資本」と「帝國主義」との關係性=111
6. 「獨占資本」「金融資本」のない獨占資本主義はありうるか?=118
7. 第七回黨大會∼第八回黨大會における「宮本綱領」論爭の今日的回顧=122
8. わたしの戰後黨經驗からのささやかな三つの歷史的記錄=147
9. 「獨占資本」「金融資本」のない獨占資本主義などありうるか?=184
10. 不破「帝國主義」槪念ないしは無槪念を整序しながら=190
Ⅲ章 日本共産黨創立八十一年, 宮本綱領四十二年の實踐的ㆍ理論的歸結としての不破「新綱領」
1. 八十一年以前の日本共産黨創立をめぐって=208
2. 今日では, 黨史は黨の創立にまでさかのぼって實證的ㆍ思想的に根本から再檢討されなければならない=219
3. 黨史再檢討上の大疑團としての黨綱領問題と黨規約問題=229
4. 僞史『日本共産黨の八十年』に對する根底からの學問的な疑問ㆍ批判の共同硏究の進보=241
5. 明治社會主義から大正期共産主義へと移行轉化する原点=249
6. 堺利彦「日本共産黨はボタンを最初からかけちがえた」=259
7. 二番目のボタンのかけちがえとしての黨再建ㆍブハ-リン「27年テ-ゼ」ㆍ3ㆍ15事件=272
Ⅳ章 四十二年ぶりの不破「綱領改定案」の根本的な問題点
1. 日本共産黨のスタ-リン主義的體質とトロツキ-主義ㆍ毛澤東思想との關係性について=280
2. 現在の日本共産黨活動に見られるあるがままの實態の明暗=290
3. 筆坂秀世「セクハラ事件」罷免の眞相と政治的本質=306
4. 不破「新綱領」は右翼日和見主義的宗派主義への大轉落だ=329
Ⅴ章 不破「新綱領」の三つの主題
1. 不破「新綱領」の三つの主題, その〔Ⅰ〕「民主主義革命と民主連合政府」について=336
2. 部落問題への敵視に象徵される「綱領」的へゲモニ-主體の欠落=348
3. 「安保凍結」「日の丸ㆍ君が代」「象徵天皇制容認」「自衛隊活用」論の現狀追隨はなぜか?=361
4. 「人民的議會主義」による綱領ボケの症例としての「こどもと敎育」問題の欠落=384
5. 「天皇制容認」「自衛隊活用」「安保凍結」の國憲的ㆍ綱領的意味=403
6. 象徵天皇制の歷史的發見をめぐって=421
Ⅵ章 不破「新網領」の未來社會論と世界情勢論
1. 不破「新綱領」批判, その〔Ⅱ〕「未來社會」としての「社會主義ㆍ共産主義の社會をめざして」について=448
2. 不破「新綱領批判」, その〔Ⅲ〕メリハリなしに日本共産黨はズルズルズル-ッと社會主義ㆍ共産主義へ=467
3. 宗敎問題の今日的アクチュアリティ-とマルクス主義の原理問題=506
Ⅶ章 マルクス『ゴ-タ網領批判』ならびにレ-ニン『國家と革命』の讀み方
1. 貧寒ㆍ貧弱をきわめた「綱領改定案」の世界情勢觀=522
2. マルクス『ゴ-タ綱領批判』の讀み方=544
3. なぜラサ-ル主義批判, 共産主義の二段階論, プロレタリア獨裁論は,『ゴ-タ綱領批判』の避けられない評注であったのか?=577
4. レ-ニン『國家と革命』の讀み方=606
5. マルクス主義の(國家と革命) 學說の世界史上三回の大きな節目=637
6. マルクスの(國家と革命) 學說のつづき:初期マルクスの批判的水位と20世紀社會主義崩壞の批判的再考察の視座=679
7. マルクスの(國家と革命) 學說のつづき:初期マルクスの批判的水位, 中ㆍ後期マルクスの『經濟學批判』『資本』との關連において=688
8.(國家と革命) 學說オデュツセイアの遍歷の歸還:再びソヴエト革命のレ-ニン的現場へ=726
9. 『國家と革命』の活きた現場から照射して:20世紀現代社會主義が遺した核心問題