일문목차
序論 敎育の限界=3
1. 本書の課題=3
2. 敎育資源上の限界=6
3. 確率論的な限界=9
4. 權力と限界設定=12
5. 價値の多元性と限界設定=16
6. 地球環境の有限性=21
7 限界づけの重層性=26
8. 本書の構成=29
第I部 家庭論=34
現代の母親はダメになったのか?:歷史からの考察=34
1. はじめに=34
2. 子供は親が育てていたのか?=36
3. 過去の子育てはよかったのか?=41
4. 惠まれた中の困難=46
少子化としつけ=50
1. 少子地とは?=50
2. 「少なく生んで, 大事に育てる」=52
3. 「家庭の敎育力の低下」?=55
4. 最後に=59
家族と子育てのディレンマ:林·フェミニスト論爭を讀み解く=62
1. はじめに=62
2. 林人氣·フェミニズム批判の社會的背景=64
3. 諸階層の家族=71
4. 家族は解體するか/今何をすべきか=76
第II部 學校·敎師論=80
學校の役割のポジティヴな再定義:學力論爭をながめて=80
1. 學力論爭=80
2. 「學校問題」という隘路=82
3. 學校の可能性=86
近代日本と學歷文化=88
子どもが家族から受けた心の傷と學校=97
1. はじめに=97
2. 「心の理解を」という動き=98
3. 「家族に介入するな」という動き=103
4. 敎師にできること=107
5. どこまで敎師は「心の傷」と向かい合えるか=109
學校は家庭·地域と連携できるのか=112
1. はじめに=112
2. 家庭·地域の變化と學校=113
3. 家庭の多樣性=117
4. 何を考えるべきか=121
公敎育の過去·現在·未來=126
1. 公敎育のない時代=126
2. 公敎育の制度化と發展=128
3. 公敎育の行き詰まり?=132
4. 公敎育未來像=136
第III部 敎育の風景=142
昔の家族と今の家族=142
1. もろい家族, 過酷な世間=142
2. 家族は强くなった. だが=145
子育てにおけ失敗不安=148
1 子育てマニュアルと失敗不安=148
2. トラウマの幻影=149
3. 子育てのやり方はいろいろありうる=151
家庭敎育强化論:中敎審答申ヘの危懼=154
1. 稅金のムダ使い=154
2. 家庭の敎育力は低下していない=155
3. 家庭敎育强化論が親を追いつめる=157
忘れ物と學校=159
「子どもはもういない」のか?=165
1. 「子供期の消失」?=165
2. 學校と「假のアイデンティティ」=166
3. 情報空間と市場の分斷化=168
4. 今の靑少年をどう見るか=171
メディアと「靑少年凶惡化」幻想=175
過去の「不良」はなぜ美化されるのか?=181
われわれは〈靑年〉をネガティヴに見すぎてはいないか?=189
1. 「親父の頭は古いんだよ」=189
2. 物わかりのよい,やさしい父親=190
3. 2つの〈靑年〉像=192
4. 未來社會を先取りする可能性=195
第IV部 敎育總論=200
靑少年問題と社會の選擇:「敎育萬能主義」をこえて=200
1. はじめに=200
2. 「敎育する」權力と內面=202
3. 1960年代の非行言說=204
4. 「內面」へのまなざし=211
5. 「敎育の失敗」という「敎育萬能主義」=218
6. 社會の選擇: 3つの選擇肢=223
7. 第4の選擇肢=232
〈敎える-學ぶ〉關係の現在=236
1. はじめに=236
2. 「敎える-學ぶ」關係の偶然性=237
3. 「敎える-學ぶ」關係の變容=243
4. 複數の選擇肢の可能性=253
あとがき=261
初出一覽=266