第1章 ChatGPTが法律実務にもたらす期待と不安第2章 ChatGPTの技術的制約を理解する第3章 ChatGPTにまつわる法律問題第4章 ChatGPTを最大限に活用するために第5章 ChatGPT時代のリーガルテック(1)――総論第6章 ChatGPT時代のリーガルテック(2)――各論第7章 ChatGPT時代に「生き残る」弁護士・法務担当者とは第8章 ChatGPT時代の「価値ある」弁護士・法務担当者にむけて第9章 2040年の弁護士業務第10章 2040年の企業法務【詳細目次】はじめに 第1章 ChatGPTが法律実務にもたらす期待と不安1 ChatGPTは法律実務を変えるのか2 ChatGPTの特徴3 AIの種類――学習型とルールベース4 2040年の法律実務の将来を考える鍵は「技術的制約」5 法律実務はChatGPTが組み込まれたプロダクトを利用する形に変容するcolumn ChatGPTを使ってみよう第2章 ChatGPTの技術的制約を理解する1 AIの種類と技術的制約2 ChatGPTを含む学習系AIの技術的制約3 いわゆるルールベースAIの技術的制約第3章 ChatGPTにまつわる法律問題1 急展開のなかのスナップショット2 ChatGPTと個人情報保護3 ChatGPTと著作権4 ChatGPTと不正競争防止法・秘密管理5 ChatGPTと独禁法6 不正検知のためのChatGPT利用7 ChatGPTと名誉毀損8 ChatGPTと責任column 「とっ散らかっている」わけではない!――筆者の研究テーマ第4章 ChatGPTを最大限に活用するために1 リスクを踏まえた活用を2 ChatGPTを法務分野で利活用するには3 ChatGPTの利用について組織内でどのようなルールを策定すべきか第5章 ChatGPT時代のリーガルテック(1)――総論1 将来の業務に利用される技術は何か2 リーガルテックにChatGPTが組み込まれ、業務が変わる3 ある日突然世界が変わるものではない――業務変革は漸進的4 リーガルテック発展の2つの方向性――「既製品」と「テーラーメイド」5 「正解」がある分野のリーガルテックの飛躍的発展の可能性――リサーチ系リーガルテックなど6 「コミュニケーションは人間の手に残る」のか?column レビュワー・編集者との「対話」第6章 ChatGPT時代のリーガルテック(2)――各論1 類型別のリーガルテック発展の展望2 リサーチ3 契約レビュー4 書面等作成5 契約管理(CLM)等ナレッジマネジメント6 紛争解決(ODRを含む)第7章 ChatGPT時代に「生き残る」弁護士・法務担当者とは1 短期的視点と長期的視点を持つ2 短期的視点=「AIの支援を受ける」3 技術発展で「支援の程度」が高まり、単なる確認・検証の付加価値が低下4 「正解がある」領域では、AⅠと人間の能力が逆転する日がくる5 2040年に求められる専門家像:「正解がない」事項をAIのサポートを受けながら対応6 過渡期的業務7 AIが善管注意義務の基準を変える?8 繰り返される、「雑務が減ってやり甲斐のある仕事が増える」というパターンcolumn 弁護士業務と研究・教育の両立のために第8章 ChatGPT時代の「価値ある」弁護士・法務担当者にむけて1 技術は漸進的に進歩する2 短期的目標:「AIの支援を受けながらより良い業務を行う」ために3 長期的目標:AIが人間を超えても「頼れる」専門職になるために第9章 2040年の弁護士業務1 AI・リーガルテックを「使わない」選択肢は事実上なくなる2 AIに顧客データを入れる未来3 業務内容は変わっても、弁護士の仕事自体はなくならない4 AIの利用を前提として業務プロセスを再構築する5 悩ましい弁護士報酬のあり方6 一般民事弁護士の実務7 企業法務弁護士の憂鬱?8 AI・リーガルテック発展と新人教育9 弁護士資格は未来を豊かにしてくれるcolumn キャリア教育の重要性第10章 2040年の企業法務1 企業の法務部門は他部門と比較されにくい2 企業法務の役割と、AIとの協働3 2040年のリーガルオペレーション4 組織としてどう対応するか5 個人としてどう対応するかおわりに