第一部 近代原理の成立とドイツ国家学第一章 ドイツ国家学と経済学第二章 質料倫理問題としての生活課題第三章 近代原理の形式性とドイツ国家学の実質性第二部 ドイツ国家学におけるモールとアーレンス第四章 十九世紀ドイツの自然法論と「社会」の発見第五章 アーレンスのカント批判と生の目的論第六章 アーレンスにおける生の条件と人格権第七章 サン−シモン主義をめぐるハイネ、アーレンス、モール第三部 クラウゼの調和の法哲学とゲマインデ体制第八章 カール・クリスティアン・フリードリヒ・クラウゼ第九章 カール・クリスティアン・フリードリヒ・クラウゼの人類論における交互的生の社会構成論第十章 カール・クリスティアン・フリードリヒ・クラウゼの調和の法哲学と社会改革第四部 ゲマインデ自治の制度化への挑戦第十一章 自治体社会政策と給付行政第十二章 社会民主主義と自治体政策