第1部 世界は人間にとってどのような条件か“物性の問題系”アンデスの神殿に刻まれた人間とモノの関係モノの考古学的研究―世界の未規定性・不確定性の縮減媒体としてのモノ研究の観点から縄文土器と世界観第2部 人間は世界をどのように体験し、どのように働きかけるのか“感覚性の問題系”動く像―キリスト教中世における像の生動化をめぐってモノとして見た人間と世界―バリ島の事例から仮面を介して感知する世界、仮面を介さず感知する世界第3部 人間はどのような世界に住んでいるのか“存在論の問題系”建てることと住むこと―住居の物質性の研究のために世界の多貌性とシャーマンの変身―Multiple Views of the Worlds and Shamanic Transformations