일문목차
はしがき=i
第1部 History 研究史―歩みと論争
第1章 国際関係学研究史=2
はじめに=2
1. 国際関係学の研究と動向=2
2. 米国, 英国, 日本の国際関係学の特徴=11
おわりに=14
第2章 平和学研究史=24
はじめに=24
1. 平和学の研究史と時期区分=25
2. 最近の平和学の動向=29
3. 平和学の特徴と方法=31
4. 平和主義のイデオロギー分類=34
5. 平和学の課題=37
おわりに=39
第3章 国際関係思想史―グロティウスからモーゲンソーまで=44
はじめに=44
1. グロティウス, サン·ピエール, ルソーの国際関係思想=45
2. カントの国際関係思想=48
3. カー, シューマン, モーゲンソーの国際関係学=54
おわりに=58
第4章 国際関係学の論争―名称·方法と脱実証主義論争=64
はじめに=64
1. 名称と方法の問題=65
2. 脱実証主義論争=69
おわりに=75
第5章 国際関係学の課題と将来―脱領域·関係性·多様性=81
はじめに=81
1. 国際関係学の現状と問題点=81
2. 国際関係学の将来=86
おわりに=90
第II部 Issue 問題―戦争と非戦
第6章 暴力の起源―本能と集団=96
はじめに=96
1. 戦争の定義=97
2. 暴力の起源=98
3. 本能としての戦争=103
4. 集団的暴力としての戦争=106
おわりに=111
第7章 国民国家の暴力と戦争原因論=117
はじめに=117
1. 国家とは何か=117
2. 国民国家と戦争=120
3. 国際政治学からの戦争原因論=125
おわりに=129
第8章 非戦の歷史―憲法9条と自衛権·主権概念の再検討=133
はじめに=133
1. 非戦の歷史=134
2. 日本国憲法9条の意義=138
3. 9条と自衛権=140
4. 主権概念の再検討=144
おわりに=148
第III部 Perspective 視座―イデオロギーと国際関係
第9章 ナショナリズムの動向と課題=156
はじめに=156
1. なぜいまナショナリズムなのか=157
2. ナショナリズムの定義=158
3. ナショナリズムの方法論=159
4. ナショナリズム研究の歩み=161
5. アイデンティティ論=163
6. ナショナリズムを超えて=165
おわりに=166
第10章 ジェンダーから見た国際関係学=171
はじめに=171
1. 国際関係学とジェンダー=172
2. 家父長制とウェストファリア体制=174
3. 女性兵士問題と軍事化=176
4. 従軍「慰安婦」問題と女性国際戦犯法廷の意義=180
5. 戦争とジェンダー=185
おわりに=188
第11章 オリエンタリズム論議と自他認識=194
はじめに=194
1. サイードの『オリエンタリズム』論議=194
2. 他者認識と自己認識=200
おわりに=204
第12章 グローバリゼーションの問題と新しいコモン(共同)の可能性=209
はじめに=209
1. グローバリゼーションの定義=210
2. グローバリゼーションは近代の現象か=211
3. グローバリゼーションと貧困·格差=213
4. 日本の貧困·格差問題=215
5. もう一つの道を目指して―共同(コモン)の可能性=218
おわりに=226
第IV部 Area 地域―アジアとイスラーム
第13章 日本問題としての「沖縄問題」―沖縄の歷史·基地·現在=232
はじめに=232
1. 沖縄の歷史=233
2. 沖縄戦=235
3. 基地問題=241
4. 沖縄の現在と可能性=249
おわりに=254
第14章 日本と朝鮮の課題と将来=261
はじめに=261
1. 日本の有事体制の問題=262
2. 靖国神社の問題と解決=264
3. 東アジアの地域枠組みと南北朝鮮の歷史=267
4. 朝鮮の現状と日朝関係の課題=269
5. 朝鮮半島の平和への課題=272
おわりに=275
第15章 現在の国際情勢における中東イスラーム世界と米国=279
はじめに=279
1. イスラエル·パレスチナ問題と西欧キリスト教世界=280
2. 21世紀の紛争における中東イスラームと米国=283
3. 米国等による報復戦争の問題=285
4. テロの克服と近代主権国家システムからの脱却=288
おわりに=291
第V部 Future 展望―地球宇宙と思想
第16章 私たちはどこから來てどこへ行くのか―宇宙地球史と20世紀の特徴=298
はじめに=298
1. 宇宙地球史の中の私たち=299
2. 20世紀の特徴と時期区分=304
おわりに=314
第17章 文明の衝突から文明の対話へ―宗教の現在と宗教間対話の意義=318
はじめに=318
1. 宗教の現在と課題=318
2. 宗教間対話の可能性=328
おわりに=334
第18章 地球宇宙平和学を求めて―公共哲学と仏教の役割と課題=339
はじめに=339
1. 公共性と市民社会の概念=340
2. 公共哲学の試み=343
3. 仏教の可能性=347
おわりに=353
終章=357
初出一覧=369
あとがき=372
索引=375