일문목차
まえがき=1
第1章 經濟學を生んだ思想/トマスㆍホッブズ;ジョンㆍロシク
經濟學の原点は何處にあるか=20
政治學者が生んだ經濟學モデル=20
ホッブズㆍモデルに觀る人間とは=22
資本主義とは自然狀態である=23
古典派に受け繼がれたロックㆍモデル=25
第2章 經濟學の父は何を考えたのか/アダムㆍスミス
何度も蘇る經濟學の基本思想=28
古典派の思想とは何か=28
經濟は市場の自由に任せるとどうなるか=30
リカ-ドとパレ-トの價値論=32
第3章 最高の理論家が發見した國際經濟學の原理/デビッドㆍリカ-ド
古典派經濟學の基礎理論=38
リカ-ドの比較優位說とは何か=38
スミスの絶對優位說との違い=40
リカ-ド說の中心「セイの法則」とは=42
セイの法則が齎した問題=44
第4章 快樂の最大化が正しい經濟行動/ヅェレミ-ㆍベンサム
古典派とケインズに影響を與えた政治モデル=48
人間は未來を正しく予測できる=48
古典派を否定したケインズの流動性選好說=49
何故日本人は現金を蓄えるのか=50
經濟學を育てた功利主義=52
經濟學の基本は古典派とケインズ經濟學=52
「最大多數の最大幸福」とは何か=54
個人の惡德は公共の美德=56
國家は何のためにあるのか=58
第5章 マクロ經濟學の誕生/ジョンㆍメイナ-ドㆍケインズ
古典派vsケインズ=62
大恐慌に無力だった古典派理論=62
"需要こそが供給を生む"ケインズ經濟學の革命性=65
ケインズの悲劇=67
ケインズ經濟學の黃金時代=69
古典派の復活=71
資本主義こそ宗敎なり=73
カルト敎團のような合理的期待學派=74
サッチャ-とレ-ガンのケインズ政策=78
"鐵の女"サッチャ-の凄さとは何か=78
大經濟學者シュンぺ-タ-の資本主義論=80
古典派政策で失敗した"鐵の女"サッチャ-=82
古典派信奉者でもケインズ政策から逃れられない=85
理論經濟學の根本的問題とは何か=87
ケインズは方程式であり古典派は恒等式である=89
誰もが使いたがるセイの法則=94
レ-ガノミクスとは假面を被ったケインズ政策である=96
ケインズ經濟學の問題点=99
ケインズ理論の落とし穴=99
古典派の「セイの法則」が成立しないのはどんな時か=100
ケインズの有效需要の原理が動かないのはどんな時か=102
クラウディングㆍアウトとインフレ=104
日本ではケインズ理論は死んだのか=105
腐朽した官僚制を糾せ=108
第6章 驚嘆すべきは資本主義/カ-ルㆍマルクス
經濟法則は自分の自由にはできない=112
歷史を動かした法則=112
何故ソビエト連邦は崩壞したのか=114
日本の官僚はマルキストと同じ=116
スタ-リン主義になった日本の官僚達=119
マルクス經濟學の限界=121
社會主義にこそ必要だった資本主義の精神=121
何故マルクス經濟學は滅んだのか=124
近代經濟學がマルクス理論を證明=127
現代社會への警告=130
正しかったマルクスの分析=130
遲過ぎた循環論の解明=131
社會主義になれば失業はなくなるのか=133
マルクスもエンゲルスもよく讀んでいないマルキスト達=134
民主主義への警告=135
第7章 定說を覆した資本主義發生のメカニズム/マックスㆍヴェ-バ-
資本主義の精神とは何か=140
何故ヴェ-バ-を學ぶのか=140
資本主義になる條件とは何か=142
三つの資本主義の精神=143
資本主義萌芽の淵源=145
日本に資本主義の精神はあるのか=147
何故キリスト敎だけが資本主義の精神を生んだのか=147
中國に資本主義が生まれなかった理由=150
資本主義の精神を欠く日本經濟=151
日本人は本當に動き過ぎなのか=153
官僚制は何故腐朽するのか=155
日本の官僚制の手本は科擧=155
科擧を完成させた永樂帝の功罪=157
日本の官僚は「家産官僚」に過ぎない=159
第8章 資本主義を發展させるダイナミズムとは/ヨ-ゼフㆍアロイスㆍシユンぺ-タ-
「革新」とは何か=164
經濟學者であり社會學者=164
未來を的中させたシュンぺ-タ-理論=165
社會主義化する資本主義=168
資本主義は成功故に滅びる=169
資本主義の二重統治=171
誰が資本主義社會の支配者か=171
經濟人は國の指導者にはなれない=172
資本主義の擔い手層ジェントリ-とヨ-マン=175
二重統治理論はシュンぺ-タ-のエッセンス=177
日本の資本主義分析=179
資本主義の生命は革新にある=179
日本に企業者はいるのか=181
何故江戶の大商人は企業者ではないのか=183
シュンぺ-タ-の予言通りに失速する日本經濟=184
第9章 經濟學を科學にした男/レオンㆍワルラス
一般均衡理論とは何か=188
經濟學を科學にした理論=188
經濟學の本質は「相互連關」にある=190
「相互連關」を數學で解明=191
實驗できる事が科學の條件=193
ワルラス理論を使えるようにしたヒックス=195
第10章 「使える」經濟分析ツ-ル/ジョンㆍリチャ-ドㆍヒツクス
波及效果の分析=198
經濟學を科學にした『價値と資本』=198
人間の滿足度(效用)は測定できる=200
ヒックスに依ってワルラスの一般均衡理論は自由に使えるようになった=201
相互連關の波及效果は數値化できる=205
經濟分析のエッセンスは波及過程の硏究にある=207
ケインズ理論を學生に傳える最良の解說=208
第11章 "馬"にでも分かる經濟學/ポ-ルㆍアンソニ-ㆍサムエルソン
ケインズ解讀の極意=214
存命する最も偉い經濟學者=214
何故米國は經濟學のメッカになったのか=216
誰にでも分かるケインズ理論=219
經濟學の新しい敎科書=223
經濟學最高の學說理解者=223
最單純ケインズㆍモデルとは何か=226
サムエルソン拔きに理論經濟學は語れない=229
第12章 日本に經濟學の道を拓いた先驅者/高田保馬
經濟學の傳道と理論構築=234
日本に正統な經濟學を紹介した恩人=234
社會學者から經濟學者へ=236
日本の經濟學黎明期の事情=238
日本の經濟學を確立した人=240
第13章 日本が生んだ世界に誇れる經濟學者/森嶋通夫
何故日本からノ-べル經濟學賞は出ないのか=246
ノ-べル經濟學賞に最も近い日本人=246
何故日本から優秀な經濟學者が出ないのか=248
數學がなければ經濟學は發展しない=250
「正統な學問」を學ぶ事が大事=251
經濟學を會得する秘訣=253
森嶋敎授が解き明かレたセイの法則の呪縛=257
セイの法則は何故成立レ難くなったのか=259
第14章 資本主義の探究に生涯をかける/大塚久雄
マックスㆍヴェ-バ-の解明=262
「誤解の歷史」だったヴエ-バ-理論=262
ヴェ-バ-を理解した日米の學者=264
誰にでも分かる著作集=267
卓越した歷史能力=269
學問への行動的禁欲=271
反論が多かったヴエ-バ-理論=271
資本主義の精神は資本家にも勞動者にも必要=273
前期的資本では近代資本主義にはなれない=276
ヴェ-バ-を學ぶという事は=279
第15章 私的所有權こそ資本主義の急所/三島武宜
私的所有權とは何か=284
何故經濟學に法學が必要なのか=284
私的所有權の「絶對性」と「抽象性」=285
私的所有權は何處から生まれたのか=288
日本人には不可解な私的所有の槪念=289
近代資本主義の所有權と中世の所有權=292
私的所有權の絶對性が近代資本主義を生んだ=292
所有權の抽象性とは何か=293
鎌倉時代の所有權=294
上級所有權と下級所有權=295
所有の絶對性ㆍ抽象性の由來=298
資本主義の市場=299
中國では人間關係が價格を決める=299
「自由市場」とは何か=301
私的所有權の變化のプロセス=306
近代資本主義は私有財産と契約の絶對性にある=306
近代資本主義の沒落は何に因って起きるのか=308
近代資本主義の法的基礎を明示する=310
あとがき=312
經濟學と世界の動き=314
ノ-べル經濟學賞受賞者一覽表=316