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목차
卷一 11
二宮先生幼時艱難事跡の大略 11
先生小田原の大夫服部某の一家を再復す 19
小田原侯先生を拔擢して分知宇津家の釆邑を興復せしむ 26
先生小田原侯の委任を受け野州櫻町に至る 34
先生櫻町陣屋にありて艱難に素し興復の道を行ふ 38
常人撫恤の深意を察せずして小田原侯に訴ふ 44
先生總州成田山へ祈誓す 48
卷二 53
先生墾田役夫を賞す 53
先生橫田村里正圓藏を敎諭す 57
物井村岸右衛門を導き善に歸せしむ 61
凶年に當り先生厚く救荒の道を行ふ 65
三邑十有餘年にして全く興復す 68
物井村無賴の農夫を導き善に歸せしむ 70
先生辻門井二邑の里正を敎諭す 73
川副氏釆邑靑木邑の衰廢を興す 80
先生靑木邑の貧民を敎諭す 90
卷三 94
野州烏山天性寺圓應先生ヘ面謁を請ふ 94
烏山大夫菅谷某同藩某をして櫻町に使す 98
先生烏山の飢民を撫育し國家再興の基本を立つ 104
天性寺圓應和尙先生に鮎を贈る 109
先生烏山天性寺圓應和尙の寂するを歎ず 111
烏山仕法中廢菅谷放逐せらる 114
相州伊勢原驛加藤宗兵衛先生の敎を受け一家を治む 127
卷四 132
先生大磯驛川崎屋孫右衛門を敎諭し廢家を再復す 132
中村玄順先生に見え敎を受く 156
先生中村玄順に忠義の道を敎楡す 158
細川侯中村玄順をして先生に領中再興の事を依賴せしむ 161
中村玄順細川侯の內命を以て野州櫻町に至る 164
卷五 169
先生細川侯の分度を定め本末の道理を論ず 169
細川侯の領邑を再復し負債を償ふ 178
細川候登坂先生至當の道を論ず 181
小田原侯先生を召して領中の飢民撫育を命ず 184
小田原侯逝去遺言 190
小田原領駿豆相飢民撫育を行ふ 192
先生小田原の大夫某と饑歲當然の道を論ず 198
小田原領中興國安民の道を開業す 201
先生小田原より野州ヘ歸る領民野州へ來り仕法を請求す 205
三幣某先生の言に從はずして遂に廢せらる 210
小田原再興の方法中廢す 217
卷六 222
下舘侯興復安民の良法を先生に依賴す 222
先生下舘困難の本根を論ず 227
先生上牧某を敎諭す 230
先生下舘の分度を定む 234
下舘領中三邑に安民の方法を發業す 239
奧州相馬中村領盛衰之槪略 241
一條某君命を奉じ始て櫻町に至る 248
草野正辰先生に謁し國家の政體を問ふ 254
草野正辰先生の良法を聞き國民と安撫せんとす 260
卷七 272
池田胤直先生に面謁して治國の道を問ふ 272
先生相馬家の分度を確立す 276
相馬領成田坪田兩邑に良法を開業す 282
相馬領郡村の歎願に應じ良法を發業す 284
相馬領村々再復三郡風化大に行はる 288
相馬侯躬から領民に勸農の道を諭す 293
相馬侯日光祭田再復の方法に獻金す 296
先生下總國印旙沼掘割見分の命を受け彼地に至る 299
下總國大生鄕村再復の命を受け良策を獻ず 304
先生三縣令の屬吏に命ぜられ野州眞岡の陣屋に至る 306
卷八 310
先生眞岡縣令某の屬吏となる 310
常州眞壁郡棹ケ島村外五邑に良法を發業す 325
先生野州石那田村の堰を堅築す 326
先生日光祭田の荒蕪を開き百姓安撫の命を受け巡村開業す 331
先生衆民を敎諭し新溝洫を開き開墾撫恤の實業を行ふ 338
판권기 343
[뒷표지] 344