本稿では韓日文化交流によって特に韓流が日本にどのように広がり、以後どのような効果が発生したのかについてまず韓流の日本伝播経路を調べ、このような韓流によって韓国に関心を持って韓国を知らせることに対し活動している幾人かの日本人を紹介した。そしてこの論文で主に考察した内容は、地方に関心を持ち、様々な活動を続けている人物の活躍ぶりと、その人たちによってソウル及び首都圏しか知らなかった一般の日本人が韓国の地方にも興味を持つようになった、肯定的な効果をもたらしたという点を明らかにした。少子化で多くの自治体が消滅の危機に瀕している中、各自治体は地域復興のために様々な試みを行っている。しかし、充分な効果がまだ現れていない中、こうした民間レベルの交流が微力ながら経済的な側面に加え、地域広報にも影響を及ぼすという点を認識し、より発展的方向を模索するための相互の努力が必要であると思われる。