近代初期の女性たちは小?という新しいジャンルを通じて、「個人」の??な側面を言葉で浮き彫りにさせている。中でも、女性のセクシュアリティをめぐる言?は、これからの女性たちの生き方に多大な影響を?えており、注目に値する。
本稿では、日本と韓?で書かれた6篇の初期女性小?を取り上げ、?代の女?生たちの<?女>化に焦点を?てつつ、女性たちのセクシュアリティの政治性を分析している。その結果、日韓共に?時の流行りであった「自由?愛」を徹底していることと、個としての性的自己決定?の獲得に全力であったことが判明した。しかし、日本と韓?は古くから個の文化ではなく共同?文化を築いてきているため、?習を拒否する彼女たちの新しい考え方には馴染めないものがあったことも事?である。そこで、日本の作品からはそうした文化の葛藤から生じる<迷い>が?み取れるが、韓?の作品からは<希望>ばかりが?調されている。