本稿は、女性の‘身?’を取り?いてくり?げられる諸問題を、1950~70年代に書かれた韓?と日本の女性小?を通して、葛藤と更生の?点から考察したものである。1950年代半ばから60年にかけて書かれた小?には、大きく未亡人の性と若い女性たちのセクシュアリティが描かれる。夫を亡くし?り身になった女性の性的孤?の問題が日韓共に、エロスの再?見といった形で結論付けられている。なお、1970年代に書かれた小?は、やはり女性たちの性の問題を扱ってはいるものの、あくまでも<社?的な自分>を成し遂げた上で、女性たちの性行動を眺めている度合いである。そしてそこから、生物?的な女性の側面を再認識するというポスト近代的な視点を見出している。